ゴミ屋敷は自力で片付けできる?部屋を自力で片付けるメリットや手順
ゴミ屋敷に住んでいる人の中には、早めに今の状況を脱したいと感じて部屋を片付けしようと考えている人がいるのではないでしょうか?
できればお金をかけずに、自分の力で片付けをしていきたいと考えるもの。ただ「自力でゴミ屋敷を片付けすることができるの?」という疑問を抱えている人もいることでしょう。
そこで本記事では、ゴミ屋敷を自力で片づける際のメリットや片付けの手順についてまとめていきます。これからゴミ屋敷を自力で片付けしていこうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ゴミ屋敷は自力で片付けできる?
まず先に結論をお話していくと、ゴミ屋敷は自力で片付けをすることができます。ただし量によっては自力では不可能な場合もあるので注意が必要です。
ゴミ屋敷は自力で片付け可能
ゴミ屋敷と言っても、それぞれの家庭によってレベルが異なる場合があり、レベルが低い場合には自力で片づけていくことができます。例えば、モノが散乱しているだけで足元が見えている状態のゴミ屋敷なら、自力で片付けをしていくことができるでしょう。
さらに言うと、ゴミ屋敷を綺麗にできるかどうかは住んでいる住人の気持ちによります。ゴミを捨てるという行為に前向きになれば、それだけで部屋を自力で綺麗にしていくことが可能です。
あまりにも多い場合は片付けられない場合もある
ただしあまりにも量が多い場合や、自分で部屋を片付けるという行為に慣れていない状態なら自力で片付けできない場合があります。例えば以下のような場合、ほぼ自力で片付けすることができないでしょう。
- 足の踏み場もないぐらい部屋がゴミで溢れている
- 外にまでゴミがはみ出ている
- 寝る場所やご飯を食べるところにゴミが散乱している
上記の通り。
またゴミに溢れていると、精神的にも部屋を片付けようという気持ちにはなりません。ゴミ屋敷を自力で片付けする際に大切なのは前向きな気持ちなので、できるだけ早めに対処したいと考える人はゴミ屋敷片付け専門の業者に連絡をしましょう。
ゴミ屋敷と化した部屋を自力で片付けるメリット
ではそんなゴミ屋敷を、もし自力で片付けするとなった場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか?順番にゴミ屋敷を自力で片付けするメリットを見ていきましょう。
そこまでお金がかからない
片付けをするとなると、「どうしてもお金がかかってしまうのでは?」と考える人も多いでしょう。しかし自力で片付けをするとなると、思った以上にお金がかかりません。
もちろん掃除道具や清掃道具を買うとなるとお金はかかりますが、業者に依頼をするよりかはだいぶコストを抑えることができます。経済面で厳しい人ほど、自力で片付けをしたほうが賢明でしょう。
爽快感を味わえる
ゴミ屋敷と化している部屋を自力で片づけるとなると、終わった後には自分にしか味わえない爽快感を味わうことができます。今までゴミだらけだった部屋が少しずつ減っていくという様は、すがすがしい気持ちになるものです。
最初は嫌々ながらも始めるゴミ屋敷の片付けも、終わった後にはゴミの圧迫感もなくなるので、開放感あふれる気持ちを味わえるでしょう。
恥ずかしい思いをしなくて済む
ゴミ屋敷の中には、どんなゴミが溢れているのか住んでいる住人にも把握できていないことがあります。そんな中、いざゴミ屋敷を片付けようとなった時、ゴミの中から色んなゴミが発見されて少し恥ずかしい思いをすることがあるのです。
賞味期限が過ぎたような食材や食べ残しの残飯など、人様に見られてしまっては恥ずかしいと感じてしまうものがでることも。ただし自力で片付けをしていけば、そんな恥ずかしいものを見られることもありません。
ゴミ屋敷を自力で片づける際の手順
ここでは、ゴミ屋敷を自力で片づけるとなった際の手順について解説していきます。もし自力でゴミ屋敷を片付けしていきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
まずはスケジュールを組む
まずは、部屋の片づけをするスケジュールを組んでいきましょう。いざ片付けをしようと思っていても、スケジュールが曖昧だと最終的に片付けが後回しになってしまうことがあるのです。
ゴミ屋敷の片付けとは、なんとなく始めてスムーズに進むことはありません。ちゃんとした事前準備やスケジュールの管理をしていくことで、途方もない作業に見える片付けも効率的に終わらすことができるのです。
スケジュールに合わせた人数の確保
スケジュールが組み終わったら、一緒に片付けをしてくれる人の確保をしていきましょう。人数としては多いに越したことはありませんが、最低でも3人以上は確保しておくとスムーズに終わります。
もちろん1人でも片付けを進めていくことは可能ですが、量によっては途方もない作業になりますし、何よりモチベーションが続かない可能性もあるのです。ゴミ屋敷を生み出した張本人が主体となって動く場合、少しでも支えとなる家族や友達を連れいてることで、「片付けをしよう!」という気持ちになっていきます。
片付けに必要な道具の準備
自力で部屋を片付けるとなると、以下の道具が最低限必要となります。
- マスク
- 軍手またはゴム手袋
- 汚れてもいい服装、またはエプロン
- 殺虫スプレー
- ゴミ袋(100枚入り)
- 梱包用のガムテープ
- 掃除機などの掃除道具
これだけ準備をしておけば、自力で片付けをしていく際にスムーズな片付けができるでしょう。また車に乗れる方は、ゴミを積むことができる軽トラックなどを用意しておくと、ゴミ処理センターにゴミを持っていく際に大変役立ちますよ。
害虫駆除を行う
事前準備ができたら、いよいよ片付けのスタートになります。まずゴミを片付けしていこうと考える方もいるでしょうが、最初にすべきは部屋の中にいるであろう害虫駆除です。ゴミ屋敷はゴキブリやハエが住みやすい環境でもあるので、先に害虫を駆除していく必要があります。
なので掃除の前日か午前中などに、室内全体を殺虫剤で害虫駆除していきましょう。1日中、部屋を殺虫しておけば害虫が死んでしまいます。ただしゴミを処分している際に、死んだ害虫が出る可能性が高くなるので注意しましょう。
ゴミを減らしつつ仕分け作業を行う
害虫駆除が終わったら、家の中のゴミを減らしていく作業に移っていきます。ちなみに掃除は、入り口付近からちょっとずつ行っていくのがコツです。ゴミを外に出していくとなると、玄関付近が片付いていることでスムーズな片付けが見込めます。
そしてゴミの処分と共に「いるものがないか」、「捨てるゴミはちゃんと種類ごとに分けたか」など仕分け作業をしていきましょう。ただゴミ屋敷にあるものは、ほとんどが処分品です。思い出の品があったとしても、ゴミの中に埋もれていたり1年以上使っていないものは不用品として扱います。
また中には「いつか使うかもしれない」と感じるものがあるかもしれませんが、そういったものを集めていった結果、ゴミ屋敷になったというのも1つの事実です。厳しいと感じるかもしれませんが、今後ゴミ屋敷を生み出さないためにも要らないものはすべて処分品として仕分けしていきましょう。
ゴミを捨て清掃作業
最後はゴミをゴミ収集センターに持っていったり、ゴミ回収日に合わせてゴミを捨てていきます。そして部屋の中にゴミが無くなった状態になったら、仕上げとして部屋の清掃作業に移っていきましょう。
清掃作業はそのまま部屋を綺麗にしていけばいいのですが、特に注意するべきなのはゴミから出た浸出液です。見た目では掃除したつもりでも、ちょっとでも臭いが残っていればさらに害虫が寄ってくる可能性があります。
強力な洗剤を使って掃除をしていってもいいですし、もし不安ならハウスクリーニングの業者に依頼をして臭いと共に綺麗にしてもらいましょう。
まとめ
ゴミ屋敷は自力で片づけることはできますが、あまりにも多かったり気持ちが前向きになっていないということなら業者に依頼をしたほうが効率的だということが分かりました。なのでもし本記事で解説した片付け方法で自力で片付けができそうなら自分で掃除をして、難しそうと思ったらゴミ屋敷片付け専門の業者に連絡をしていきましょう。
ただ、もしゴミ屋敷の片付けを業者に依頼をしようと思っても「どこがおすすめか分からない」と感じる方がいましたら一度「整想屋」にご連絡ください。ゴミ屋敷の清掃を広島全域で対応している整想屋は、お客様満足度No.1という実績を残しており、プロが多く所属しているプロ集団になります。
もしゴミ屋敷問題が広島で起こっているという方は、ぜひお気軽にご相談ください。