ゴミ屋敷が特殊清掃現場として多い理由|片付け方法も一緒に紹介

孤独死や自殺によって亡くなった後というのは、部屋を綺麗にするために特殊清掃をしなくてはいけません。しかしその中でも、ゴミ屋敷が特殊清掃現場として多いということをご存知でしょうか?
ごみ屋敷は日本の社会問題となってきていますが、その中でいつの間にか亡くなってしまうという事例も少なくありません。本記事ではそんなゴミ屋敷が特殊清掃現場として多い理由を解説しつつ、正しいゴミ屋敷の片付け方法を解説していきます。
ゴミ屋敷が特殊清掃現場として多い理由
まずはゴミ屋敷が特殊清掃現場として多い理由についてです。なぜゴミ屋敷で孤独死が多いのかを見ていきましょう。
ゴミ屋敷を生み出すのは高齢者が多い
ゴミ屋敷に住んでいる人の大半は、高齢者の人がほとんどとなります。さらに高齢者は年齢を重ねるほどに身体が弱くなっていき、いつの間にか部屋で亡くなっていたという事例が多くなってしまうのです。
他にも高齢になればなるほど物を大切にしようという考えが強く働くようになり、自然とゴミを部屋の中にため込んでしまうようになってしまいます。さらには高齢者に起こりがちな認知症やうつ病、ADHDなどを発症することによってゴミ屋敷を生み出してしまっているのも1つの原因と言えるでしょう。
周りに支えとなってくれる人がいればゴミを捨てる習慣も身についているでしょうが、大事な人が亡くなってしまったりして精神的に負担をかけてしまった場合、自分のことを後回しにしてしまう人が多くなってくると言えるのです。
ゴミ屋敷は病気を発症しやすい
ゴミ屋敷というのは菌や害虫、害獣などの格好の住処です。ゴミ屋敷に慣れてくると違和感を感じなくなる人もいますが、知らないうちに菌や害虫のせいで身体の状態を悪くしていることがあります。
そのせいで、いつの間にか病気を発症してしまい、ゴミ屋敷の中で亡くなるというケースが少なくありません。さらにゴミ屋敷からは特徴的な臭いが発生していることから、身体をどんどん蝕んでいってしまいます。
しかし普段から臭いが充満しているごみ屋敷なら、仮に亡くなったとしてもなかなか気づかれることがされず、遅れて発見されてしまうということも充分にありえるのです。
ゴミ屋敷は特殊清掃業者を呼ばないと大変
そんなゴミ屋敷と化した部屋で人が亡くなっていた場合、周りの目を気にしてか、家族や親せきなどはできる限り自分たちで解決しようと動き出すことでしょう。しかしゴミ屋敷だけでも片付けが大変なのに、さらに人が亡くなった後の部屋というのは、独特の臭いを発していてなかなか片付けが進まないものです。
さらにはもし仮に自分たちでゴミを取り除いたとしても、ゴミの中に入っていた汁や汚れが地面や壁についてしまい、元通りにするというのはほぼ不可能です。なのでマンションを借りていたり、一軒家の家を引き払うという場合はできる限り業者に依頼をしなくては大変な思いをすることになると言えます。
ゴミ屋敷と化した部屋にて特殊清掃を行う際の片付け方法
ではそんなゴミ屋敷と化した部屋にて特殊清掃を行おうとなった場合、どのような手順で片付けをしていくのが正しいのでしょうか?そこでここでは、ゴミ屋敷の部屋を片付けしつつ特殊清掃を行うまでの手順について解説していきます。
ゴミを回収してくれる業者に依頼をする
まずは部屋のゴミを片付けなくては、特殊清掃を行うことができません。なので、ゴミを回収してくれる業者に依頼をするところから始めていきましょう。ゴミ屋敷を専門として片付けを行ってくれる業者は全国に存在しており、依頼をすれば2日以内で片付けをしてくれることがほとんどです。
業者に依頼をしたほうが効率的に片付けを行ってくれるので、自ら片付けを行うのは大変と感じた方は利用すると良いでしょう。
特殊清掃業者に依頼をする
部屋の片付けが終わったら、頑固な汚れやごみから出た汁、遺体から出た血液などを除去していかなくてはいけません。この場合特殊清掃が必要となってきますが、素人ではなかなか汚れを落としていくことは困難なので、必ず特殊清掃業者に依頼をするようにしましょう。
特殊清掃業者とは、孤独死だけでなく自殺をした人が亡くなった部屋を綺麗にする専門の業者になります。特殊な技法によって部屋を綺麗にしてくれるので、終わるころには住み始めた当初の綺麗な部屋にまで戻してくれることでしょう。
場合によってはリフォーム会社に連絡をする
ただあまりにも頑固な汚れが染みついてしまっていたり、遺体の状態が悪い時点で発見された場合はリフォーム工事を行う可能性も出てきます。例えば遺体の腐敗した際に出てきた体液が畳や床に染み込んでいた場合、特殊清掃を行ったとしても綺麗に落とすことができません。
部屋の状況にもよりますが、ゴミ屋敷と化していた部屋をもとの状態に戻すということは、色々なリスクを抱えているということになります。もしあまりにも状態がひどく、特殊清掃業者でも対応が難しいと事前見積もりの件で判明したら、リフォーム会社に連絡を取るという手段を考えたほうが良いでしょう。
ゴミ屋敷片付け・特殊清掃を依頼するなら「整想屋」へ
ゴミ屋敷の中で特殊清掃を行う際の手順を解説してきましたが、どうせならゴミを片付けしてくれて、かつ特殊清掃を行ってくれる業者に依頼をしたいところ。そんな時は、ぜひゴミ屋敷のゴミ回収と特殊清掃を広島県で行っている「整想屋」にご連絡ください。
ゴミ屋敷を最低でも2日で片付け
ゴミ屋敷は量にもよりますが、なかなか片付けが進まず早く片付けてほしいと考えている人が多いものです。しかし私共「整想屋」は、ゴミ屋敷と化した家を最低でも2日以内に片付けをさせていただいております。
「できるだけスムーズに」をモットーとしているので、できるだけ早く改善したいと考えている人には最適なゴミ屋敷専門の回収業者です。
特殊清掃だけでなく遺品整理士も在籍
どうしても孤独死や自殺をした後に大変になってくるのが、故人が残した遺品の整理となります。しかし大切な人が亡くなった時の精神的負担は人によって重く、とても遺品整理をする余裕がないという方がたくさんいらっしゃいます。
しかし整想屋は特殊清掃業者としてだけでなく、遺品整理業者としても活躍しているので、特殊清掃をした際にいらなくなった遺品の回収や買取を行っているのが特徴です。少しでも悲しみにあっている、お客様の負担を減らしていくためのサポートをさせていただいております。
お客様満足度No.1の実績
整想屋は何よりお客様からの信頼があつく、2018年・2019年度の2年連続でお客様満足度No.1という評価をいただきました。しっかりとしたサポートをお約束し、疑問の残らないサービスを展開させていただいております。
もしゴミ屋敷の処分に対する業者選びや特殊清掃などを広島県で探したいと考えている方は、ぜひ一度「整想屋」にご相談ください。
まとめ
ゴミ屋敷問題は日本の社会問題として有名ですが、特殊清掃現場にもゴミ屋敷となっている現場が多いということが分かりました。そこには高齢化社会の問題など、日本が抱える問題が関係しており今後も増えていく可能性を秘めているのです。
そんなゴミ屋敷問題を解決していきたいという想いがあったり、孤独死や自殺をした人を弔いつつ家をもとの状態に戻したいという想いで「整想屋」は本日も活動しております。もし分からないことや疑問点などがありましたら、ぜひ整想屋にご相談くださいね。