ゴミ屋敷になるきっかけとは?片付けられない人の特徴やデメリット

ゴミ屋敷問題は、今や日本の社会問題に発展してきています。ではそもそも、ゴミ屋敷になってしまうきっけとはどういったものなのでしょうか?中には
- 「ゴミ屋敷になってしまうきっかけを知りたい。」
- 「ゴミ屋敷にしてしまう人の特徴やなった後のデメリットを知りたい。」
- 「ゴミ屋敷になる前の対策法を知りたい。」
などの意見を持っている人もいることでしょう。
そこで本記事では、ゴミ屋敷になってしまうきっかけやゴミ屋敷にしてしまう人の特徴、デメリットを解説していきます。最後にはゴミ屋敷にならないようにするための対策法も明記しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ゴミ屋敷になるきっかけとは?
そもそもゴミ屋敷になってしまうきっかけとは、どういった理由があるのでしょうか?先に結論をお話しすると、主なきっかけとしては以下の2つが考えられます。
- ゴミ出しをする習慣がない
- 心理的な問題
それぞれどういった意味なのか?詳しく見ていきましょう。
ゴミ出しをする習慣がない
もともとゴミ出しをする習慣がない人が、そのまま家をゴミ屋敷にしてしまうという事例はたくさんあります。最初はちょっとしたゴミの量だったとしても、だんだんとゴミを捨てずにためこんでいった結果、ゴミ屋敷になっていったということがあるのです。
ただ本人は「捨てなくてはいけない」と分かっていても、ゴミ出しの日を知らない場合があります。さらには、知っていたとしても捨てる日に指定のゴミを捨てられずにいて、結果的にゴミをため込んでいく結果になっていくのです。
普段からゴミ出しをしていれば問題ないのでしょうが、ゴミを捨てる習慣がない人は家をゴミだらけにしてしまう可能性があるので注意が必要と言えるでしょう。
心理的な問題
今までゴミ出しをしていたにも関わらず、心理的な問題が働いてしまいゴミ出しができなくなって、結果ゴミ屋敷になってしまうということもあります。心理的にマイナスな負担を抱えていると、無気力になってしまいゴミ出しをするのすら面倒くさいと考えるようになるのです。
例えば、一緒に過ごしていた夫婦のうち1人がなくなってしまった場合、精神的なショックが大きいもの。そんな時に今までゴミ出しをしていたにも関わらず、だんだんとやる気がなくなっていきゴミを捨てなくなっていくのです。
周りに助けてもらえる家族がいれば問題ないでしょうが、ゴミ屋敷の住人と言うのはほとんどが1人で住んでいることが大半。さらにはゴミの中には今まで大切にしていた遺品が含まれていることもあるので、捨てるに捨てれないという状況が続いてしまうこともあるのです。
ゴミ屋敷にしてしまう人の特徴
ではそんなゴミ屋敷にしてしまう人の特徴とは、どういった方を示すのでしょうか?そこでここでは、ゴミ屋敷にする人の特徴をまとめていきました。
物を大切にする人
もともと物を大切にする人は、ゴミ屋敷にしてしまう傾向にあります。物はだんだんと劣化してしまうものが多いのですが、自分で買ったものは使えなくなるまで持っておく、という考えをゴミ屋敷に住んでいる人は持っているのです。
例えば過去に戦争を経験している人や、貧乏な暮らしを経験している人が物を大切にするという考えを持っています。もちろん物を大切にするというのはとてもいいことなのですが、物とはだんだんと永久には使えないものばかり。
ある程度断捨離をしなくてはいけないのですが、物を捨てるという考えが持てない人がだんだんと家にゴミをため込んでいってしまうのです。
自分のことで精いっぱい
自分のことで精いっぱいになってしまい、ゴミを捨てることすら時間がもったいないと感じている人こそゴミ屋敷にしてしまう人の特徴と言えます。普段から仕事が忙しくてゴミに手をつけることもできなかったり、家に帰ってもプライベート時間を優先してゴミを片付けるのを後回しにしてしまうのです。
ただ中にはADHDという発達障害という病気の可能性も含まれているので、油断してはいけません。大人になって発症する病気でもあり、掃除だけでなくストレスなどを生天目混んでしまうこともあります。自分のことばかりで、いざ掃除をしようと思っても片付けができないという方は注意が必要でしょう。
孤独
普段から孤独で、周りにかまってもらえない人はゴミ屋敷を作ってしまうことがあります。孤独になると周りの目を気にしなくなるので、自分の家がゴミ屋敷になったとしても迷惑をかけていないと勝手に思い込んでしまうのです。
そして周りからゴミ屋敷に関するトラブルが相次ぐようになりますが、最終的に自分の味方はいないと思い込むようになり、反発して更にゴミをため込むようになっていきます。普段から周りと接する機会が多ければ問題ないのでしょうが、なかなか孤独で生きてきた人は他の人と仲良くはしづらいのでしょう。
ゴミ屋敷になった時のデメリット
ではそんな社会的問題でもあるゴミ屋敷に、もしなった場合のデメリットとは何があるのでしょうか?順番に見てきましょう。
身体的障害が出やすい
ゴミ屋敷とは、いわばゴミの山が積み上げられている状態です。中には食品から出た腐敗したゴミや、腐った飲料水なども含まれていることでしょう。そうなってくると一番恐れなくてはいけないのが、菌やゴキブリなどの虫の繁殖です。
菌が発生すると身体的障害を起こしやすくなり、体調を崩してしまうことは免れません。さらに虫などが発生したら、他にもたくさんの虫が出るようになり常に菌や虫と向き合って生活をしなくてはいけなくなる恐れもあります。
家が崩れる恐れも
何より怖いのが、ゴミが大量に積まれることによって起こる、家の崩壊です。家は頑丈に作られているとはいえ、古くなってきていたりゴミが外にまで溢れるようになってくると、簡単に壁が壊れることもあります。
実際に過去に外にまでゴミがはみ出ている家に片付けに行ったこともありますが、家が少し傾いているという事例もあったほどです。家が崩れた場合、死の恐れも危惧しなくてはいけないので、決して見過ごすことができないデメリットと言えます。
火がついたら火災の恐れがある
ゴミと言えど火がついてしまうと燃えてしまいます。そしてゴミ屋敷になると、ちょっとした火で一気に燃え盛ってしまい火災を引き起こす可能性があるのです。
さらにゴミ屋敷の中にはホコリが溜まっていて、さらにコンセントなんかに溜まっていたりすると、普段火を使わない人でもトラッキング火災を巻き起こす危険性があります。なので煙草を吸わない人や火を使わないという人も、下手をしたら死と隣り合わせということもあるのです。
ゴミ屋敷にならないための対処法
ではそんなデメリットだらけのゴミ屋敷にならないためには、どのような対処法が必要なのでしょうか?ここでは正しい対処法についてまとめていきました。
定期的なゴミ出し
何よりまずは、定期的にゴミ出しをしていくことが、ゴミ屋敷を脱出するカギになります。ゴミ屋敷を改善するには部屋のゴミを無くしていくことが重要で、少しずつでも減らしていくことが一番の解決法です。
ただしゴミ出しをするとなると、曜日ごとに決められた指定回収日が自治体によって定められているので、必ずルールを守って捨てるようにしていきましょう。
不用品を回収する業者に依頼をする
ただ大量にあると、なかなか自分たちでは片付けしたいと思わないものです。そんな時は不用品を回収してくれる業者に依頼をするのが得策です。業者に依頼をすれば最低でも2日で片付けをすることができ、さらにはゴミをため込みすぎないコツなんかも教えてくれます。
ただここで忘れていけないのが、住んでいる住人の許可を取ってから業者に依頼をすること。もし勝手に業者に依頼をしてしまうと、それこそトラブルのもとになりかねません。しっかりと住んでいる本人を説得するか本人に業者に連絡をしてもらうかで、スムーズな片付けをしていくことができるでしょう。
まとめ
ゴミ屋敷とは、社会的問題で少しずつ増えてきています。主な原因は高齢化社会になってきたという部分も問題ですが、大切なのは本人の気持ち次第でゴミ屋敷を作り出すことができるというのが重要なポイントです。
愛する人の死によって精神的なショックを受けてしまったり、物を大切にする習慣があるというのは、誰しもが持ち合わせている特徴となります。ただちゃんとゴミ屋敷になった後のデメリットを理解していれば解決していくことができるのです。
なのでぜひゴミ屋敷になってしまうきっかけを理解した後は、ゴミ屋敷にならないように事前対策を実行してみてください。
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もしゴミ屋敷問題が広島で起こっているという方は、ぜひお気軽にご相談ください。