遺品整理でへそくりが隠されている場所ベスト9!探すべき場所とは?

故人が亡くなった後にどうしてもしなくてはいけない遺品整理。遺品整理において故人が使っていた遺品を片付けていくのももちろん重要なのですが、中にはへそくりを隠していた故人もいます。
例え故人が急な病気や事故によって無くなった場合、どこに隠したかもわからないことがほとんど。しかし遺品整理時に遺品と一緒に処分してしまうぐらいなら、しっかりと探して遺族でちゃんと分け合うほうが良いでしょう。
そこで今回は、遺品整理でよくあるへそくりが隠されている場所を9つ紹介していきます。さらにへそくりが見つかった後の対処法なども書いているので、ぜひ参考にしてみてください。
遺品となるへそくりが隠れている場所ベスト9
今回お伝えするへそくりが隠れている場所は、遺品整理業者でもある「整想屋」が実際に見つけた事例とお客様の声によって厳選した場所となります。もしこれから遺品整理を行おうと考えている人は、以下の場所をまずは探してみてください。
1.タンスの中
タンスの中は一番のへそくりが隠れている可能性が高い場所と言えるでしょう。「タンス貯金」と言われるだけあって、タンスの中にはへそくり以外の貴重品も隠れている場所でもあります。お金だけでなく指輪やネックレス、通帳などいろいろなものが中にはあるのです。
実際に遺品整理をしていく中で一番注意して見ておかなくてはいけない場所で、タンスの中以外にも棚の裏側に隠していたりもします。まさに貴重品を隠すには最適な場所なので、へそくりを探すときは一番に探してみましょう。
2.仏壇の中
家の中に仏壇がある人は、仏壇の中にへそくりや大事なものを隠している傾向にあります。仏壇というものは神聖なものでもあり、もし泥棒に入られたとしてもなかなか手が出せないという理由で選ばれることがあるのです。
またお金を先祖に守ってもらうという意味でも仏壇の中に隠す人が多く、へそくりを隠すのにも最適と言われています。先祖の仏壇の中を探すというのは抵抗があるかもしれませんが、大事な遺産となるのでちゃんとお参りをしてからへそくりを探してみてください。
3.キッチンの中
キッチンの中も充分にへそくりが隠されている可能性が高い場所でもあります。というのも家で料理をするのは主婦の場合が多く、キッチンの中だったら主人にバレることなくへそくりを隠しておくことができる、というのが大きな理由です。
キッチンだったら主人が開けないであろう棚の場所などを把握できるでしょうし、見えない部分に隠してしまえば一生見られることはないでしょう。ただし隠したことを伝えずに亡くなってしまう人も多く、そのまま隠されたままとなっているのです。
キッチンが広いという家庭もあるでしょうが、くまなく探せば見つかる可能性がある場所と言えます。
4.ベッドの隙間
へそくりは、ベッドとベッドの隙間に隠されている場合もあります。ただし隠しているというよりかは、非常時に使えるように置いていることが多く、ベッドの裏を探せばすぐに見つかることがほとんどです。
ただし遺品整理の時に、へそくりに気づかずに処分してしまうことが多い場所でもあります。ベッドの隙間を探していくのもそうですが、布団の中にないかなども確認していきましょう。
5.机の引き出しの中
机の引き出しの中には、故人の遺品となるものがたくさん隠されています。その遺品の中にへそくりも含まれていることが多いのです。さらに貴重品と一緒に印鑑などもあったりするので、手続きに必要な書類などと一緒に探していくと良いでしょう。
6.棚の中(本棚、靴棚など)
本棚や靴の棚の中はなかなか手をつけないということもあって、へそくりが隠されている可能性が十分にあります。例えば本棚の隙間や本の中に隠されていたり、靴の隙間に隠していることがあるのです。
ただし本が好きな読書家だった故人だった場合、たくさんの本があってなかなか探そうという気がしないことがあります。さすがにすべての本を探していくのは大変ということで、気づかずにそのまま処分されてしまう可能性が高いへそくりの隠し場所でもあるのです。
7.服のポケットの中
故人が残した服のポケットの中には、たくさんの思い出が詰まっていることがあります。故人が使っていた名刺や写真や小道具などいろいろです。そしてその中に含まれている物の1つとして、へそくりが含まれます。
隠している場合もありますが、何より1度お金を入れてからそのまま忘れてしまった場合があるのです。1つ1つ確認していくのは大変ですが、あまり使っていない服などがありましたらその服を中心に探していきましょう。お気に入りの服は普段着として使用していることが多いので、普段使用していない服の方がへそくりが隠されている可能性が高いのです。
8.座布団の中
座布団の中も、高齢者の人がへそくりを隠すときの隠し場所として有名です。座布団は横にファスナーがついていることが多く、そこからへそくりを入れることができます。しかしほとんどの人は入れたことを忘れてしまうことが多く、へそくりを隠したことを忘れたまま亡くなってしまうのです。
座布団は大家族でない限り数に限りがあるので、家にある座布団は1つずつ見ていくことをおススメします。
9.額縁の中や裏側
思い出の写真や絵を飾っていることが多い家では、額縁の中や裏側にへそくりを隠している可能性があります。へそくりとは人にばれないだろうという場所に隠す人が多いので、「まさか額縁のところまで調べないだろう」という心理が働き隠そうとするのです。
ただこの場所は遺品整理の時に見つけやすい場所でもあり、もし隠していてもすぐに見つかることでしょう。もし遺品をチェックすることがありましたら、ちゃんと額縁の裏だけでなく見落としがちな中もしっかりと見ることが大切です。
遺品整理中にへそくりが出たときの対処法
へそくりと言えども、お金には変わらないのでもちろん故人が残した遺産扱いになります。そして遺産とは相続人によって分配されるので、しっかりと遺産相続の時にへそくりを遺産に含ませなくてはいけません。
ただ遺産を分け合う遺産分割をしていく際に、遺言書にへそくりの隠し場所や誰に引き継ぐか、などの詳細が書かれている場合は遺言書に従う必要があります。なので必ず遺言書を確認してから、へそくりをどう対処していくかを考えるようにしましょう。
遺品整理中にへそくりを探す際の注意点
そんな遺品整理におけるへそくりの隠されている場所が分かってきたと思いますが、いくつかの注意点があります。もしこれから遺品整理をして、へそくりを探していこうと考えたときは以下の項目に注意して探していってください。
親族がこっそりへそくりを盗む
稀にですが、遺品整理を手伝ってくれた親族の中には、へそくりが見つかったと同時にそのままバレないように盗んでしまうという人がいます。誰も見ていないことをいいことにそのまま盗み、何事もなかったかのようにふるまうのです。
これだけは避けなくてはいけないので、まずは信頼のできる遺族や親族にだけ遺品整理を依頼しましょう。
遺品整理業者に盗まれないようにする
遺品整理業者に遺品整理を依頼する場合にはなりますが、中には悪徳業者も多くへそくりが見つかっても遺族に報告せずそのまま勝手に回収するという業者もいます。なのでそうなってはいけないように、遺品整理業者を選ぶときは注意が必要です。
選び方としては「過去に実績があるかどうか」「周りから信頼される業者であるか」が重要な選び方です。実際に遺品整理に関しての知識は持っていたとしても、この2つを外してしまっては意味がありません。
なのでまずは遺品整理業者に盗まれないようにするためには、最初の時点で選び方を間違えないようにしていきましょう。あともし広島県で遺品整理業者を依頼したい場合は、ぜひ「整想屋」にご依頼ください。
過去の実績も多く、2年連続でお客様満足度NO.1という結果を残してきています。いつでも受け付け対応はしているので、お気軽にご相談ください。
まとめ|へそくりも大事な遺産です
へそくりも大切な遺産です。隠す場所はさまざまですが、それぞれに理由があってへそくりを隠しています。見つけにくい場所に隠していることがほとんどですが、亡くなった本人にとっては大切なものと言えるでしょう。
さらに間違って処分してしまっては、悲しい結末になってしまいます。少し手間がかかるでしょうが、悔いのないようにしっかりとした遺品整理を行ってくださいね。