遺品を保管するにはどうするの?遺品整理に関する悩みを解決!

遺品整理をしていく際には、以下のような疑問点を感じたことはないでしょうか?
- 遺品整理をして遺品を残したいけど、どうやって保管するの?
- 遺品を保管する際には何かポイントがあるのかな?
- 遺品を保管することで何かデメリットとかはあるの?
遺品整理をしていくとどうしても出てくる、残しておきたい遺品。いらなくなったものを処分していくのが遺品整理ですが、残しておくものの保管も考えなくてはいけません。
そこで今回は、遺品整理で出てきた残しておいた遺品の保管方法について解説していきます。これから遺品整理をしていこうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
遺品の整理前に保管場所を確保しておきましょう
私ども遺品整理業者でもある呉市遺品整理の「整想屋」は、遺品整理をしていく前に遺品の保管場所を用意して置くことをおススメしています。なぜなら保管場所を用意せずに遺品整理をして、後程苦労したという人をたくさん見てきたからです。
ここではそんな事例に基づいた、保管場所を確保しておくべき理由を解説していきます。
保管場所がないと後の整理が大変
遺品を整理していくとどうしても出てくるのが、遺族にとって大切なものとなるもの。写真やアルバムなどの思い出のものもそうですが、中には過去に故人にあげた大事なプレゼントなどもあることでしょう。遺品整理をしていくとさまざまなものを残しておきたいという感情が生まれるものです。
しかし遺品を保管すべき場所を確保しておかないと、保管すべきものが大量に残ってしまった場合、しまうことができず保管できないという可能性が出てきます。遺品整理がせっかく終わっても、遺品を保管する場所がないことには整理が終わったとは言えません。
なので、遺品整理の前に保管場所を確保しておくことがとても重要と言えるのです。
保管場所によっては遺品が入らない場合も
中には保管場所を用意している人もいますが、遺品の内容を把握しておらず保管場所に遺品が入らないということもあります。これは先に遺品がどれぐらいあるかを想定しておらず、予測だけして遺品整理をスタートさせてしまったときに起こりうる現象です。
もし保管場所に遺品が入らない場合は、新たなスペースを作らなくてはいけなくなり、さらに場所確保のための整理をしていかなくてはいけません。このような事態を防ぐためにも、遺品整理の場所を確保しておくことは大変重要と言えるのです。
保管前に遺品として残しておくものとは
では保管場所を用意していくとなった場合、どのような遺品が保管しておくべきものと言えるのでしょうか?そこでここでは、遺品として保管しておくべきものについて解説していきます。
使えそうな家具や家電
故人が使っていた物の中には、使えそうな家具や家電が見つかることでしょう。そんなまだ使用用途がありそうなものは、残しておくと後々役立つことがあるのです。
例えば遺族にとっては必要のないものとしても、子供が成長して1人暮らしをしたときでも十分使える可能性が出てきます。1から家具家電をそろえるとなると大変なので、子供や孫にとっては喜ばれること間違いありません。
ただし中には使いまわしを気にする人もいるので、家具や家電を残していく際には「将来的に使うかどうか」を考えながら残していくかどうかを考えていきましょう。
価値のある値打ちがつけずらいもの
値打ちが付けづらい骨董品や掛け軸などは、どんな値段が付くか分からないので一度保管しておくことをおススメします。その場で判断しづらいものは一度保管しておき、後で査定をしてもらうという方法をとっていくと良いでしょう。
また価値あるものの中には家宝と呼べるものが出てくることもあり、勝手に処分してしまうと親族とトラブルになる可能性があるので注意が必要です。
遺言書に記しているもの
故人が書いた遺言書の中には、どうしても残しておいてほしいものを記していることがあります。そんな時に保管場所を確保しておくと、遺族としてはいらないと感じても故人の遺志を尊重して保存しておくことが可能です。
遺言書に記している例を言うと、
- コレクションしていたもの
- 趣味の道具類
- 骨董品
など、故人が大事にしていたものが書かれていることがよくあります。なので保管場所を確保していく中で遺言書が見つかっているのでしたら、先に読んでおくと保管場所の確保がしやすくなるでしょう。
遺品の保管について
では遺品の保管をしていくとなった場合、どのような対処の仕方をしていけば遺品を傷つけずに済むのでしょうか?そこでここでは、遺品を保管する際の方法や注意点について解説していきます。
遺品の保管場所
遺品の保管場所は、自宅の空いている倉庫の中や物置などに置いていくと良いでしょう。ただ中にはそんなにスペースがないという人もいます。そんな人は、レンタルで借りることができるトランクルームがおススメです。
レンタルルームは部屋の大きさによって値段も変わってきますが、たくさんの収納を可能にした便利な保管場所です。近年では防犯機能もしっかりしているので、できる限り防犯対策が取られているトランクルームを選んでいきましょう。
遺品の保管方法
まず遺品を保管していく場所を確保した後に、少しでも掃除をしておき綺麗な状態を作っておきましょう。遺品の中にはカビや虫食いの被害を受けやすいものが多く、せっかく保管してもまったく使えない状態になっていることがあるのです。
また保管するとなっても、できる限り風通しのよい場所を確保しておきましょう。
遺品を保管する際の注意点
遺品整理を行った後に遺品を保管するとなると、1日だけでも大変な作業となります。さらに故人の家から保管場所までが遠いと、その分の労力が必要となってくるのです。
なのでどれだけの遺品を保管するかを考え、余裕の持った遺品整理をしていくのがポイントとなります。無理のない遺品整理をしていきましょう。
遺品の保管が難しい場合の対処法
遺品整理の保管をしていこうと思っていても、中には保管が難しいと感じる人もいることでしょう。そこでここでは遺品の保管が難しいと感じたときの対処法を解説していきます。
これから遺品を保管するかどうかを考えていく人は、ぜひ参考にしてみてください。
本当に必要なものかを考える
遺品とは人それぞれで思い入れが違うので、必要なものと不必要なものと両方出てくることでしょう。ただ本当に必要なものだけを残さないと、後程保管するのが困難になり泣く泣く手放してしまうという可能性もあるのです。
なので遺品を処分するか保管するかを考える際には、本当に必要かどうかを考えていきましょう。後程使う物は必要なものでしょうが、後程使わないものは今後不必要なものになる可能性があります。
心苦しいでしょうが、後程使わないものは思い出として心にとどめておき、使うものだけを保管していくようにしましょう。
遺品整理業者に相談をする
遺品整理業者に依頼をすれば、どんな遺品が保管すべきものかどうかがすぐにわかります。今までに何度も経験を積んできた業者なら、どんなものを保管した例があるのかを答えていくことが可能です。
さらに業者に依頼をすれば、保管場所への距離次第ですが遺品を持っていってくれるので、少しでも負担を軽減することに繋がります。遺品整理において重要なのは、どれだけスムーズに片付けを終わらせれるかが重要になるので、遺品整理が分からないという人は利用してみるのもいいでしょう。
ちなみに私ども広島市遺品整理の「整想屋」も広島県を代表とする遺品整理業者となります。いつでも遺品整理に対する悩みや不安などについての質問を受け付けていますので、いつでもお気軽にご連絡ください。
整想屋HP:https://syuei0216.co.jp
まとめ
遺品整理をしていくと、どうしても残しておきたいものがたくさん出てくるものです。そんな時に保管場所があるかないかで、大きく対応の仕方が変わってきます。
なのでもしこれから遺品整理を考えていて保管しておきたい遺品がたくさんある場合は、まずは保管場所を確保してから遺品整理に臨むようにしていきましょう。