遺品整理で残しておくべきもの7選|選ぶ基準や保管方法とは

遺品整理をしていこうと考えた人の中には、以下のような疑問点を感じたことはありませんか?
- 遺品整理では何を残しておくべきなんだろう?
- 何を捨てて何を残しておけば遺品整理がスムーズに進むのだろう?
- 残しておくべき遺品の選ぶ基準や保管方法ってどうしたらいいんだろう?
遺品整理をしていくとなると、何を残しておくべきなのか分からない人が出てくるのが必然です。そこで今回は、遺品整理において残しておくべき代表的な遺品を7つ紹介していきます。これから遺品整理を始めていこうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
遺品整理で残しておくべきものを選ぶ前に
遺品整理で残しておくべきものを選んでいく前に、まずは知っておくべきことがあります。まずは以下の項目を知ってから遺品整理をしていきましょう。
残しておくべきものの基準を知ろう
遺品整理をしていくと、自然と遺品に対していろいろな想い出が出てきてなかなか処分するのが難しいと感じることでしょう。しかしすべての遺品を残しておくというのは、現実的に厳しいと言えます。なので遺族や親族が重要だと思うものを残しておく必要があるのです。
なので遺品整理をしていく際に、まずは故人が大切に扱っていた物かどうかを見つけていきましょう。故人が大切にしていた物というのは、故人にとって思い入れのある遺品であるという証拠となります。故人がどんな趣味を持っていたか、普段何を大切にしていたかで残しておくべきものが分かってくるでしょう。
遺品整理をしていく際には、どんな生活をしていきながら整理をしていけばスムーズに残していくべきものが見つかっていくことが可能です。遺族によって故人に対する想いは異なるでしょうが、それぞれが残しておくべきものを選んでいきましょう。
保管方法を考えよう
残しておきたいものを選んでいくのは、遺族や親族が決めていくことなので、正直「全部を残したい」という気持ちがあれば残しておいてもいいでしょう。しかし問題は遺品を置いておくための保管場所です。
保管場所がしっかりと確保されているのでしたら問題ありませんが、ほとんどの人は保管場所がないと言えるでしょう。なので、残しておくべきものを考えたときにしっかりと残しておけるのかを考えていくことが大切です。
せっかく遺品を残しても保管状態が悪く、余計に遺品の状態が悪くなってしまっては、それこそ故人に対して申し訳が立ちません。故人の為を想うのであれば、保管場所のことを考えつつ遺族にとって本当に必要なものを残しておくことが重要なのです。
遺言書がある場合は必ずチェックを
遺品整理をしていく前に、もし遺言書があるのでしたら先に確認をしておきましょう。なぜなら遺言書には何を整理してほしいのかなどの記述が書いていることがあり、間違ったものを処分してしまうと法的措置を取られてしまうことがあるからです。
また遺族が処分してほしいと思っていたとしても、故人はある理由で残しておいてほしいという理由が書かれている可能性があります。なので遺言書にはそれだけの効果があるということを知ってから、遺品整理をしていくものを選んでいきましょう。
遺品整理で残しておくべきもの7選
ではそんな遺品整理をしていく中でも絶対に残しておくべきものとは何になるのでしょうか?以下には遺品整理を執り行うにあたって必ず残しておくべきものを明記しました。まずは以下の7つを意識して、遺品整理を行っていくようにしましょう。
ネックレスや骨董品など高価なもの
ネックレスや骨董品などの高価なものは、どれぐらいの値がつくか分からないことがほとんどです。何気ない骨董品が、実は数百万円の値段がついたという事例はいくらでもあります。また他の高価な可能性があるものとして
- 着物
- 家電関係
- 仏壇
- お酒
- 故人の趣味で使っていた・集めていた物
- ブランド品
- 勲章
なども当てはまります。
もし高価そうなものやその場で判断しづらいものなどは、できる限り捨てずに残しておくようにしましょう。そうすることで、遺品を巡った遺族同士での揉めあいもなくすことにつながっていくのです。
現金
現金は遺族同士での相続の話し合いの時に必要なものとなります。遺品整理が終わると待っているのは、遺族同士でどうやって資産を分け合うのかの話し合いをしなくてはいけないのです。
ただ遺品整理の時によくあるのが、へそくりなどが隠された状態のまま処分をしてしまうというケースがあります。他にも現金を巡った遺産問題なども遺族間で巻き起こってしまうこともあるので、遺品整理の時は十分な注意が必要と言えるでしょう。
通帳や証券などの資産が分かるもの
現金と同じで、相続の時に必ず必要となるのが通帳や証券などの資産が分かるものになります。中には通帳は見つかっても証券などが見つからないという人もいるので、故人が持っていたかを思い出しながら探していきましょう。
ただ人によっては、通帳関係を隠している場所が分からないという人もいます。本当に困った時は、遺品整理業者に依頼をすることでよくある隠し場所を知ることができるでしょう。
身分証明書やカード類、契約書など
身分証明書やカードはとても大事なものになります。なぜなら身分証明書やカード類は、故人が実際に契約したサービスの確認や解約をすることができるものだからです。
他にも契約にまつわる書類関係を残しておくのも必須と言えるでしょう。故人がしていた契約内容を知るためにも、安全に保管しておくのが無難です。
印鑑
印鑑は、遺品の中でも一番に大事と言っていいでしょう。なぜなら携帯や銀行の契約解除を依頼する際には、必ずと言っていいほど印鑑が必要になるからです。
印鑑は銀行口座からお金をおろすときなど、遺品整理後に行われる手続きの際に必要となるので大切に保管しておきましょう。
所有物ではない借り物
遺品整理をしているとよくあるのが、故人の所有物ではない借り物が出てくること。例えば家具や介護用品などが該当し、知らずに処分をしてしまうと貸した業者から弁償代を支払わなくてはいけなくなってしまいます。
なので事前に借り物がないかの確認を行うようにしていき、契約を解除しておきましょう。
遺族にとって必要だと思うもの
遺族にとって残しておきたいものとは様々です。思い出となる写真や遺族が買ってあげたものなど、思い入れはそれぞれ異なるでしょう。思い出の品をそのまま残しておくのも、1つの弔いと言えます。
なので本当に必要だと思うものは残し、故人を忘れないようにするためにも遺族が必要だと思うものを残しておきましょう。
遺品整理は業者に依頼すればスムーズ
遺品整理において残しておくべきものを探していっても、中には故人がどこに大事な遺品を置いているのか分からないという人が結構な確率でいます。そんな時におすすめなのが、遺品整理業者に依頼をするという方法です。
遺品整理業者がしてくれることは、何も遺品の整理だけではありません。
- 見つからない遺品の探索
- いらなくなったものの回収
- いらなくなったものの買取
- 遺品回収後の清掃業務
- 遺品整理における疑問点を解決
業者によっても異なりますが、これだけのことを手伝っていきます。なのでもし遺品整理で残しておきたいものや捨てるべきものがたくさんあるという方は、遺品整理業者に依頼をするのも1つの手段と言えるでしょう。
もし遺品整理でお悩みの方は、広島県を中心に活動している遺品整理業者でもある「整想屋」に一度ご連絡ください。これまでに数多くの案件をこなしてきて、お客様満足度一位を取ったという実績もあります。
遺品整理はなかなかスムーズに進まないもの。少しでも早めに遺品整理をしていきたいという相談も受け付けているので、お気軽にご連絡ください。
「整想屋」HP:https://syuei0216.co.jp/
まとめ
遺品整理で必ず残しておくべきもの7つをご紹介させていただきました。しかしあくまで最低限残しておくべきものなので、家庭によっては残しておくべきものはそれぞれ異なることでしょう。
ただ遺品整理において重要なのは、故人のことを想って整理をしていくことが一番の弔いだと考えます。残しておくべきものを考えていく際には、故人のことを想って悔いのない遺品整理をしていってくださいね。