広島市におけるゴミの処分方法とは?正しいゴミの分別方法を紹介

遺品整理をしていると、どうしても出てきてしまうゴミ。私ども「整想屋」の会社がある広島県では、地域によってゴミの分別方法や回収曜日などが異なるので、ゴミ出しには常に細心の注意を払っています。
ではそんなゴミ出しにおいて、正しいゴミ出し方法とはどういったものになるのでしょうか?そこで今回は、広島県広島市に焦点をあてて、正しいゴミ出しについて解説していきます。
広島県広島市におけるごみの種類や分別について
広島県広島市は、地域によってごみの分別方法が大きく異なります。私たち含めて広島市民は、しっかりとごみの分別をして、地域住民の人に迷惑をかけないゴミ出しをしていかなくてはいけません。
そのためにもまずは、ごみの分別をしっかりと行っていく必要があるのです。まずは広島市におけるゴミの分別方法について解説していきます。
可燃ごみ
可燃ごみは広島市で週2回収集日を設けており、主に月曜日と木曜日に回収にきてくれます。可燃ごみに当たるものととして、
- 生ごみ、卵の殻、貝殻などの台所ごみ
- ティッシュなどの再生のきかない紙くず
- 家庭で出た木くず・せん定木くず
- その他(ペットの砂、座布団、まくらなど)
これらが可燃ごみにあてはまるのです。
特に指定のごみ袋はありませんが、丈夫な紙袋、またはポリ袋に入れて出すようにしていきましょう。また生ごみなどは水気をしっかりときって、食用油などは新聞紙などに染み込ませてから捨てるようにすると良いです。
ただ菓子箱などの名刺並みの大きさの箱は、資源ごみとして出していくように注意しましょう。
ペットボトル
ペットボトルは週に1回、回収されます。ペットボトルに該当するごみは以下の通りです。
- コーヒーやジュースなどの飲料用ペットボトル
- お酒、めんつゆ、サラダドレッシングなど調理で使われることが多いペットボトル
ペットボトルは飲料用だけでなく、お酒やみりんなどのペットボトルも含まれます。ペットボトル用の目印がラベルに貼られているので、分別の基準にしていきましょう。
さらに捨てるときは、半透明か透明のポリ袋を使用してごみを出します。この際にキャップとラベルを取り忘れないようにしていきましょう。(キャップとラベルは「リサイクルプラ」として処分することが可能です。)
リサイクルプラ
リサイクルプラは、主に商品の容器や発泡スチロールのごみのことを表します。リサイクルプラにあてはまるゴミは、以下の通りです。
- お菓子袋などの袋やネット類
- 発泡スチロールの容器や包装材
- ペットボトルのキャップやラベル
- ボトル類
- 食品などを包むためのラップ類
- カップめんなどの容器
- レジ袋などのビニール袋
- チューブ類
ゴミの回収も週に1回、回収されます。リサイクルプラのごみは透明、または半透明の袋に入れていき、中身が見えるようにしていかなくてはいけません。
またボトルやチューブなどに中身が残っている場合は、必ず中身を捨ててからゴミ出しをしていきましょう。ただ食品トレーに関しては、できる限りスーパーなどにて店頭回収をしてもらうのが、地域のためにもおすすめです。
その他プラ
その他プラとは、プラスチック類のことを示しますが、リサイクルプラとは異なるので注意が必要です。その他プラに当てはまるゴミ類は以下の通りです。
- ビニール製のカバン
- ぬいぐるみやおもちゃ類
- スリッパや長靴、革靴などの靴類
- CD、DVDやカセットケース
- スポンジ製のまくらやクッション
- プラスチック製のハンガー
- クリーニングの袋
これらが、その他プラとしてあてはまります。他のごみと違って回収日も少なく月に2回しかありません。
ゴミの出し方は、透明または半透明の袋に入れて仲が見えるようにしていきましょう。もしホースなど長いものをその他プラとして出す際は、短く切ってゴミ袋に入れます。(ただし切断が難しいものは。紐で縛って不燃ごみと出してもOK)
主にプラスチック系のものを捨てることができますが、大型のプラスチック製品に関しては大型ごみとして出していくので注意しましょう。
資源ごみ
資源ごみは、名刺以上の大きさの紙類や布、金属類、ガラス類を捨てることが可能です。以下には資源ごみに当てはまるゴミ類を示します。
- 新聞紙や雑誌類
- 古着やカーテンなどの布
- 布製のカバン
- フライパンや鍋などの金属類
- スプレー缶や空き缶
- ガラス瓶などのガラス系
- 包丁(新聞紙に包む)
資源ごみの回収日は月に2回です。
資源ごみででた紙類などのごみは、必ずひもなどで縛り丈夫な袋に入れるようにしましょう。この時に資源ごみと有害ごみの区別が分かるようにしておくことが大切です。他にも中身が残っているスプレー缶は、必ず中身を捨てたり、包丁などの危険物は「危険」と書いて出すようにしましょう。
不燃ごみ
不燃ごみは主に小型の家電であったり、金属製のもの、陶磁器類をごみとして出すことが可能です。不燃ごみに当てはまるのは、以下のごみになります。
- かばんなどの革製品
- 陶磁器類
- 白熱電球やライターなどの割れ物
- 金属製のキャップ
- アイロンやポットなどの大型ではない小型電気製品
- 保冷材やアルミホイル
- 化粧品で使われている瓶
ちなみに回収日は月に2回です。
不燃ごみを捨てるときは、必ず丈夫なポロ袋で破れない袋を使うようにしましょう。もしライターなどの危険物が入っている場合は、ライターと書いておくと火災予防となります。
ただ小型電気に関しては、回収ボックスを区役所に設置していることがあるので、地域のごみを減らすためにも利用していくのがおすすめです。
有害ごみ
ゴミの中には、処分することで有害となってしまうゴミもあります。なので有害なごみとして当てはまるものは、有害ごみとして処分していく必要があるのです。ちなみに有害ごみに当てはまるのは、以下の通りです。
- 乾電池やボタン電池などの電池類
- 蛍光灯などの蛍光管
- 水銀などが用いられた温度計
これらはすべて有害ごみとして処分していかなくてはいけません。ちなみに回収は月に2回行われます。
ゴミの出し方として、必ずポリ袋などの袋に入れて、袋の外に「有害」と書くようにしていきましょう。もし割れる恐れのある蛍光管や水銀が使われている温度計に関しては、必ず新聞紙に包んでおくことが大切です。
大型ごみ
大型ごみだけが他のごみとは異なり、必ず大型ごみ受付センターにて予約を行っていく必要があります。遺品整理で出てくるであろう大型ごみも、必ず広島市では電話しなくては回収に来てくれないの注意が必要です。
- 主に大型ごみに当てはまるゴミは、以下の通りになります。
- エアコンやテレビ、冷蔵庫、パソコンなどの家電リサイクル法に明記されている家電機器
- 布団やタンス、机などの大型家具
- 自転車
- 掃除機や電子レンジなどの家電
大型ごみの名義として「最長の辺が1m以上のもの(棒状、折り曲げ可能な板状のものに限る)」「最長の辺または最大径30㎝のもの」があてはまります。さらに大型ごみを出すときは有料となるので注意しましょう。
また、大型受付センターには電話(またはFAX)で予約をするか、インターネットで予約をするかを選ぶことができます。詳しくは、広島市大型ごみ収集申し込みフォームを御覧ください。
広島市大型ごみ収集申し込みフォーム:http://www.ogatagomi.kankyo.city.hiroshima.jp/
広島市でごみを処分する際の注意点
そんなゴミ出しの分別が厳しい広島市ですが、ゴミ出しをしていく際に何を気を付けていけばいいのでしょうか?ここでは、広島市におけるゴミ出しの注意点をご紹介していきます。
それぞれでごみを捨てる曜日が異なる
それぞれのごみには捨てる曜日が決められています。日によって回収するごみが異なるので、必ず回収日に合わせたゴミ出しを心がけましょう。
ただ中にはゴミが大量にあるからといって、だいぶ前からゴミを捨ててしまう人もいます。しかしこれでは近隣のご迷惑となってしまい、近隣トラブルのもとになる恐れがあるので止めておきましょう。
しっかりとスケジュールを把握したゴミ出しをすることで、周りに迷惑をかけないゴミ出しができるのです。以下には広島市のゴミ出しスケジュールについて詳しく載っているサイトを明記していますので、ぜひ参考にしてみてください。
参考サイト:広島市の収集日程表・ごみ出しカレンダー(各区別一覧)
ごみの不法投棄はしない
ごみの不法投棄をして、家のごみを無くそうと考えている人もいますが、一番やってはいけないことです。家のゴミが大量にあると不法投棄を繰り返す人が出てきますが、環境破壊へと繋がってしまい、地域だけでなく広島市全体が迷惑と感じてしまいます。
なので事前にスケジュールを把握しておき、指定されたゴミ出しの場所へ処分品を出していくようにしましょう。
まとめ
広島市においてゴミが出た際には、しっかりとした分別が求められます。遺品整理以外でもゴミは大量に出ますが、市はしっかりとゴミを廃棄することに協力的で、綺麗な街づくりを目指しています。これから処分品を片付けようとしている人達も、しっかりと分別をして正しいゴミ出しをしていきましょう。