【注意】ゴミ屋敷やゴミ部屋の放置は危険|迫りくるリスクと対策法

ゴミ屋敷やゴミ部屋は、今の日本において大きな社会問題となってきています。そんな中、以下のような悩みを抱えている人が増えてきていることをご存知でしょうか?
- ゴミを放置したことによってゴミ屋敷化して困っている
- ゴミ屋敷を放置したことによる危険性って何があるのかを知りたい
ゴミ屋敷やゴミ部屋をそのまま放置することは、大変危険な状態と言えます。実際にゴミ屋敷の清掃を専門としている弊社(整想屋)にも、どう対処したらいいのか分からないという方が相談しにくるという現状があるのです。
そこで本記事では、ゴミ屋敷やゴミ部屋の放置をすることへのリスク(危険性)や正しい対策法について紹介していきます。ゴミ屋敷を放置してしまう人の心理についても書いているので、ぜひ参考にしてみてください。
ゴミ屋敷やゴミ部屋の放置は危険
先にもお伝えしましたが、ゴミ屋敷やゴミ部屋の放置は大変危険な状態と言えます。というのも、ゴミ屋敷やゴミ部屋には以下のような危険性を兼ね備えているのです。
- 悪臭が発生する
- 健康状態に悪影響を与える
- 害虫や害獣の発生
- 火災発生や家の倒壊の可能性が高まる
- 近隣住民からの苦情が殺到する
上記の通りです。
それぞれどういった意味なのか、順番に解説していきます。
悪臭が発生する
ゴミ屋敷やゴミ部屋というのは、その名の通りゴミだらけの家や部屋のことを意味します。家から出るゴミというのは、基本的に燃えるゴミや燃えないゴミを出すことが多いのですが、その中でも特に多いのが食べかすや食べ物の臭いが染みついたビニールなどです。
家庭によってゴミの出る量は異なるものの、だんだんと積み重なっていけば悪臭がしていき、部屋の至る所に腐乱臭が発生してしまいます。そうなるといくら消臭スプレーをかけたとしても、臭いが壁に染み込んでしまい臭いを消すことができなくなってしまうでしょう。
健康状態に悪影響を与える
さらに悪臭が部屋の中に充満をしていた場合、健康状態に悪影響を与えてしまう可能性も出てきます。というのも悪臭がする部屋というのは綺麗な空気とは言えないので、だんだんと健康状態に被害を及ぼすのです。
そうなってくると体調を崩しやすくなったり、身体にアレルギー反応を示すようになったりなど、さまざまな症状が出てしまうことも。もともと健康体の身体だったとしても、ゴミだらけの部屋で生活するというのはかなりの危険性を兼ね備えているということに繋がってくるのです。
害虫や害獣の発生
ゴミを部屋にため込むことで起きる障害として有名なのは、害虫や害獣の発生です。一般的にはゴキブリやクモなどが発生しやすくなってきますが、さらにひどくなるとネズミなどの害獣が発生することもあります。
さらに害虫や害獣が部屋に進入すると、中には卵を産んだりして増殖する場合も多く、収集がつかなくなってしまうということも少なくありません。もし住んでいる場所がマンションなどの場合は、他の住民にも迷惑をかけてしまう結果となってしまうでしょう。
近隣住民からの苦情が殺到する
ゴミ屋敷やゴミ部屋を放置していると、悪臭がしたり害虫や害獣が発生してしまいますが、被害は自分の家や部屋だけでは納まりません。マンションに住んでいる場合は隣の住民から苦情が入るようになったり、一軒家に住んでいる人は悪い噂を立てられてしまう可能性もあるのです。
そうなってくると家に直接クレームを言いに来る人が出てきたり、さらには警察に通報される可能性も否定はできません。それだけゴミ屋敷やゴミ部屋に住んでいる人というのは、社会的に忌み嫌われる存在となっていくのです。
火災発生や家の倒壊の可能性が高まる
ゴミがどんどん積み重なっていくと、火災が発生するリスクが高まったり一軒家の倒壊を引き起こしてしまう可能性もあります。ゴミ部屋には燃えるゴミが放置されていることが多く、さらにホコリまみれの部屋に住んでいるとなると電源コンセントがショートして火事を起こすこともあるのです。
さらには外にまではみ出すようなゴミが放置されていくと、重さに耐えきれなくなった家がそのまま崩れてしまったという事件も少なくありません。さらに火事や家の倒壊が起きると命の危険性を脅かしかねませんので、早めの対策が必要になってくると言えるでしょう。
ゴミ屋敷やゴミ部屋をそのまま放置してしまう人の心理
ではそんなゴミ屋敷やゴミ部屋をそのまま放置してしまう人の心理とはいったいどういったものなのでしょうか。実際に弊社(整想屋)に相談しに来るゴミ屋敷住民の人の意見を参考にしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
ゴミを片付けることができない身体になっている
ゴミ屋敷やゴミ部屋に住んでいる人の中には、高齢者の人も多く、ゴミを片付けれる身体ではなくなっているという人も少なくありません。昔はちゃんと片付けをしていたにも関わらず、だんだんとゴミ袋を持つのも大変になりそのままゴミを放置する結果となってしまっているのです。
実際にゴミ屋敷を作り出す人の多くの原因でもあり、高齢者ならではの心理とも言えます。周りに支える人がいれば問題ないのですが、近年は田舎の過疎化が進んでいることから身近に助けてくれる人も少ないと言えるでしょう。
モノへの執着心が強い
ゴミをそのまま放置してしまう人の多くは、モノへの執着心が強い人が多い傾向にあります。モノへの執着心が強いと捨てることに躊躇いを持ちがちになり、家の中にモノをため込んでしまうことがあるのです。
もちろんモノを大事にするということは良いことですが、周りから見ると明らかに必要でないものをそのままにしていることがあります。もしモノを強制的に捨てようと試みようものなら、モノの所有者から大きな反感をかってしまう結果となってしまうでしょう。
周りとの接点を持たないようにしている
ゴミをそのまま放置している人の中には、できる限り周りと接点を持たないようにしている人もいます。人づきあいが苦手であったり、自分の姿を周りに見られたくないと考えている人に傾向が多く、ゴミを捨てようにも朝方は人が多くて捨てれないという心理を持っている場合があるんです。
実際に弊社(整想屋)に依頼をしてきた人の中には、周りに協力をしようにも迷惑をかけたくないという一心で片付けを頼めなかった、という意見をいただいたこともあります。ただ周りとの接点を持ちたくないはずなのに、ゴミだらけの部屋を作り出した結果、近隣住民に迷惑をかける結果になるのは悲しい結末と言えるでしょう。
放置されたゴミ屋敷やゴミ部屋を片付けるための対策法
ではそんな放置されたゴミ屋敷やゴミ部屋を片付けるためにすべき、正しい対策法を紹介していきます。今すぐにでもゴミ屋敷やゴミ部屋をどうにかしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
周りの人と協力しながら片付けを進める
まず放置されたゴミ屋敷やゴミ部屋というのは、1人で片付けを進めることはほぼ不可能と言えます。というのも1人で片付けができるなら苦労はしませんし、いざ片付けを始めたとしても途中で投げ出してしまうことが多いからなんですね。
なので1人ですべてを片付けようと思うのではなく、周りの人と協力しながら片付けを進めていきましょう。また協力してくれる人というのは、家族や親族、友人などが理想的です。家族の一員や友達が困ったことになっている現状を知っていれば、手助けをしてくれる可能性が十分にあります。
ゴミだらけの部屋を見せるのは気が引けるかもしれませんが、もし本当に現状をどうにかしたいなら協力を仰ぐのも重要な選択肢です。
ゴミ屋敷やゴミ部屋専門の片付け業者に依頼する
ただもし手伝ってくれる人が周りにいないとなった場合は、ゴミ屋敷やゴミ部屋専門の業者に依頼をするという手段を取ることをおススメします。業者に依頼をすれば1~2日で部屋を綺麗にしてくれるだけでなく、オプション機能をつければ部屋の消臭作業もしてくれるのです。
さらには今までの経験を活かして、再度ゴミ屋敷を生み出さないための方法をアドバイスしてくれこともあります。もし現状をどうにかしたいけどまた再度同じ状況を作り出さないか心配だと考えている方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
ただゴミ屋敷専門の業者を選ぼうと思ってもどこがいいか分からないということでしたら、「整想屋」にご相談ください。
「整想屋」は遺品整理業者だけでなくゴミ屋敷片付け専門の業者として活躍する広島県を代表する会社で、県内でもお客様満足度No.1という実績を誇っています。いつでもお電話でのゴミ屋敷に関する相談を受け付けておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
まとめ
ゴミ屋敷やゴミ部屋の危険性やすべき対処法について解説していきました。周りには迷惑をかけていないからゴミ部屋でも問題ないと思っていても、積み重ねられたごみというのは後に大きな被害を与える危険性をもっていることを知っておく必要があるでしょう。
少しでも部屋を綺麗にしようという気持ちが重要になるので、ゴミだらけで放置された部屋があるという方は、ぜひ前向きに部屋を綺麗にしていくことを検討してみてくださいね。