遺品が多すぎる問題が多発している【遺品整理士が対処法を公開】

大切な人が亡くなった時や、残された人のことを考えて行われる遺品整理。
そんな遺品整理をしようとしている方の中には、以下のような疑問や悩みを持っている方もいるのではないでしょうか?
- 遺品整理が多すぎて困っている
- 大量の遺品が残されていてどのように対処をすればいいのかが分からない
実は『遺品が多すぎる問題』はどの家庭でも起こっており、遺品整理を専門としている弊社(整想屋)にもよくお問い合わせが来る内容となっています。
実際に遺品整理をしていくとなると何をすればいいか分からない方も多いので、本記事では遺品が多すぎるご家庭が行うべき正しい対象ほうについて解説していきます。
『遺品が多すぎる問題』が多発している
先ほどもお伝えはさせていただきましたが、遺品が多すぎる問題はどの家庭にも起きている問題です。
というのも近年において高齢化社会が大きな問題とあげられている一方で、物を大事にする高齢者の方が増えてきているのが大きな原因でもあります。
高齢者の方が大量に遺品を残そうとする
現代の高齢者の方の中には、過去に戦争を経験していたり貧乏な暮らしをしている人が多いということもあって、物を捨てるということをあまりしない傾向にあります。結果、大量の遺品をそのまま残そうという考えが出てきてしまい、家の中に遺品が溢れかえっている状況を作り出してしまうのです。
もちろん故意で遺品を残しているわけではなく、1つ1つの遺品に思い入れを持っていてそのまま保持しているということがほとんどでしょう。しかし中には、いつどこで手に入れたか分からない遺品を所持していることもあるので、どんどん部屋の中に遺品が溢れかえる結果となってしまうのです。
昔ながらの一軒家に住んでいる高齢者が多い
さらに現代はマンションやアパートなど、ある程度部屋の大きさが決められた家に住んでいる人は増えてきていますが、高齢者の方は昔ながらの一軒家に住んでいることが多いのが現状です。一軒家の場合はすでに家賃などを支払い終わっているということもあって、敷地内に自由にモノを置いたりすることができます。
そんな自由さが仇となってしまい、だんだんと家の中にモノを置くようになっていき、そのまま遺品が多すぎる問題が発生してしまっているのです。さらにある程度大きな一軒家に住んでいれば、見栄えをよくするためにモノを買わざるを得なくなって、そのまま遺品が大量に増えていってしまうのでしょう。
大量の遺品を残そうとする人の心理
ではそんな遺品が多すぎる問題が起きている現状において、大量に遺品を残そうとしている人の心理とはいったいどういった心理をしているのでしょうか?
先にお答えすると、主な心理としては以下の通りです。
- 物を捨てることができない
- 自分で片付けをすることができなくなった
- 遺産として残そうと考えている
それぞれどういった意味かを詳しく解説していきます。
物を捨てることができない
まず家の中に遺品を大量に置いている人の代表的な心理として、物を捨てることができないという考えが働いています。というのも家に揃っているものは自分で買ったものなのだから、「捨てるなんてもったいない」という心理が働いているんですね。
物を捨てることに対して極端な拒否感を感じてしまったり、普段から物を大切にする習慣が身についているひとほど、物を捨てれない場合があります。もちろん物を大事にすることはいいことですが、そのまま遺品として残ってしまうと遺族や親族に迷惑がかかってしまうことも。
少しづつでも断捨離をしたほうがいいのですが、昔から習慣づいている人はなかなか物を捨てることができないでしょう。
自分で片付けをすることができなくなった
遺品が大量に家の中に残っている人の中には、自分で片付けができなくなったという人もいます。というのも高齢になってくると身体が思ったように動かなくなったりして、自分で遺品を片付けようと思っていてもできない状況になってしまうのです。
もともとは片付けをしていって部屋が綺麗だったにも関わらず、高齢になったことにより家の中にモノが溢れかえっているという事例は少なくありません。子供が一緒に家に住んでいれば問題ないのですが、最近は実家を継がない若者も増えているので、余計にモノが溜まっていくのでしょう。
遺産として残そうと考えている
家の中に大量に遺品を残している人の中には、遺品をそのまま遺産として残そうと考えている人もいます。遺品とはその名の通り、亡くなった方が残したものを意味するので、そのまま遺産として子供などに譲ろうと考えを持っている人も少なくありません。
しかし遺産として残そうとしている遺品の中には、価値がないモノばかりを置いていることがほとんどです。自分ではそれなりな価値があると思っていても、残された人たちからしたらまったく価値を感じないこともあります。
なので遺産として遺品を残すなら、必ずお互いに理解をしてから残しておくべきなのですが、なかなか意思疎通ができていない人が多いというのが現状と言えるでしょう。
遺品が多すぎる場合の正しい対処法
ではそんな遺品が多すぎる場合の対処法とは、どのようにしていけばいいのでしょうか?そこでここでは、実際に遺品整理士の資格をもっている弊社のプロが正しい対処法について解説していきます。
親族や遺族総出で片付けをしていく
多すぎる遺品というものは、なかなか一人で片づけるのは困難に感じるものです。そんな時は無理してすべてを片付けしていこうと思うのではなく、まずは親族や遺族総出で片付けを行っていきましょう。
というのも遺品の中には、遺産となるものが出てくることもあるので相続人が含まれる遺族や親族にて片付けをしていくほうがトラブルが起きにくいというメリットがあります。さらに全員で片付けをしていけば、残された遺品を全員で分けることもできるので、泣く泣く処分をするという事態にもなりません。
なので少しでも大切な遺品を家族みんなで分け合おうと考えている方は、全員で片付けをする手段が良いと言えます。
遺品整理業者に依頼をする
ただあまりにも遺品が多すぎると感じた人は、遺品整理業者に依頼をするという方法を取るのも1つの手段です。というのもたくさんの遺品がある場合、何から片付けをしていけばいいのか分からなくなってしまうというのが現実問題あります。
そんな時に遺品整理士の資格を持っている遺品整理業者に依頼をすれば、どんな遺品に対しても適切な片付けを行っていくことができ、正しい遺品整理を進めていくことができるのが特徴です。なのでもしたくさんの遺品があって困っているという方は、ぜひ遺品整理業者に依頼をしていくことをおススメします。
遺品が多すぎると感じるなら整想屋におまかせを
遺品が多すぎる問題が多発している理由や、大量の遺品を残す人の心理や正しい片付け方法についてまとめていきました。
これから遺品整理を進めていこうと考えている人の中には、たくさんの遺品がありすぎて困っているという人もいることでしょう。ただどんな想いで亡くなった方が遺品を残していたのか、どうしてたくさんの遺品を置いていたのかが分かれば正しい対処法を知ることができます。
なのでもし大量の遺品を片付けるようでしたら、家族で片づけるか遺品整理業者に依頼をするかぜひ考えてみてください。そうすることが正しい片付け手順です。
ただ正しい遺品整理業者を選ぼうと思ってもどこがいいか分からないということでしたら、一度遺品整理士が所属している「整想屋」にご相談ください。
「整想屋」は遺品整理業者として活躍する広島県を代表する業者で、県内でもお客様満足度No.1という実績を誇っています。いつでもお電話での遺品整理に関する相談を受け付けておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。